大阪府堺市の自宅に、母親とみられる高齢女性の遺体を放置したとして、59歳の男が逮捕されました。
遺体は腐敗が進み、布団をかぶった状態でした。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、堺市堺区に住む無職の男(59)です。
男は先月中旬、自宅に母親(当時88)とみられる高齢女性の遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は母親と2人暮らしとみられ、今月2日に家主の女性が家賃の回収のために男の自宅を訪問した際、男は「母が起きたら電話します」と応答。
しかし、その後も電話はかかってこず、不審に思った家主が、合鍵を使って19日に室内を確認し、仰向けで布団をかぶった状態の遺体を居間で発見して、警察に通報しました。
遺体は腐敗が進み、目立った外傷は確認されていないということです。
警察は、女性の身元確認を進め、死亡の詳しい経緯を調べています。