20日夜、兵庫県伊丹市で、市立病院に勤務する理学療法士の男が、面識のない人の住宅で呼び鈴を鳴らして出て来た男性に頭突きをするなどし、けがをさせたとして傷害の疑いで逮捕されました。
男は当時泥酔していて、「気がついたら警察署にいて逮捕されていた」と話しているということです。
20日午後11時半過ぎ、伊丹市の住宅から、「知らない男、酔っ払いがいて揉めています」と女性から110番通報がありました。
警察が駆けつけると、市立病院に勤務している理学療法士の男(26)が住宅に住む男性に取り押さえられていて、その場で現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男は泥酔した上で、面識の無い人の住宅の呼び鈴を鳴らし、たまたま愛知県からその家に遊びに来ていた男性(29)が対応しようと玄関を開けたところ、突然男性に頭突きをし、押し倒したということです。
男性は右膝や両肘に擦り傷を負うなど軽傷です。
男は傷害の疑いで警察に逮捕されましたが、しばらくアルコールが残っていたということで、警察の調べに対し「20日は18時まで仕事をして、そのあと同僚とお酒を飲んだ。どの程度飲んだかはわからないが、気がついたら警察署にいて、逮捕されていた」と話しているということです。