「子ども捨てなければならないと思って」出産直前にカバン購入か コインロッカーに赤ちゃん遺棄で逮捕の33歳母親

大阪市のコインロッカーに赤ちゃんの遺体をカバンに入れて遺棄したとして逮捕された母親が、出産する直前にカバンを購入していたことがわかりました。
接客店従業員の谷口成美容疑者(33)は1月、大阪市淀川区の阪急十三駅付近にあるコインロッカーに、生後間もない女の子の赤ちゃんの遺体をカバンに入れて遺棄した疑いで逮捕され21日朝、送検されました。
警察によりますと、谷口容疑者は事件当日に路上で出産したとみられ、その直前、量販店でふらつきながらカバンを購入する様子が店の防犯カメラに映っていたことが新たにわかりました。
谷口容疑者は容疑を認め、「子どもを捨てなければならないと思って買った」と話しているということです。
警察は、谷口容疑者が赤ちゃんを出産してすぐにカバンに入れ、その日のうちにコインロッカーに遺棄したとみて捜査しています。