ウクライナに贈った「宮島産しゃもじ」プーチン大統領が激怒しかねない縁起物だった!

訪問先のインドから多くのメディアをけむに巻いて、21日にポーランド経由でウクライナを電撃訪問した岸田文雄首相。ポーランド南東部の駅からキーウに向かう際、政府関係者が日本の名物菓子「うまい棒」の段ボール箱を運び込んでいたため、一時「うまい棒を差し入れるのか?」と注目を集めた。
ところが23日になって岸田文雄首相がゼレンスキー大統領に渡したのは、「うまい棒」の段ボール箱に入った50センチ大のしゃもじだったことが判明。これは地元広島の宮島産しゃもじで、「必勝」の文字と自身の署名が記されてあった。これを受けてSNSでは「対ロシア用の特級呪物やん!」「これでプーチンがお縄になるのも早まるな」「ロシアに悪いことが起きるのでは?」といった声が上がった。
そもそも宮島産しゃもじは「18世紀末に僧侶によって宮島参拝者への土産として考案され、厳島弁財天が持つ琵琶と形が似ていることから御神徳にあやかれるとして広がった」(宮島観光協会)ものだ。それから100年近くたって日露戦争が勃発した際、広島から出征した日本兵たちが「飯をとる」しゃもじについて、敵を「召し取る」(=捕らえる)縁起物とし、こぞって「必勝」と書いて神社に奉納。これが功を奏したのか、世界中が日本敗戦を予想するなか日本は当時のロシアに大勝利を収めた。
そのため宮島産しゃもじはロシアの侵略戦争にあらがうウクライナにとっても縁起物と認識され、さらにかつてロシアに勝利した国の首相の署名入りとあって、SNSでは岸田首相が霊験あらたかな“必勝アイテム”をゼレンスキー大統領に贈ったとザワついているのだ。
そんななか外交的意味合いを心配する声もある。
「当然、ロシアは今回の電撃訪問をよく思っていない。電撃訪問が明らかになってすぐ、ロシアが日本海上空に核兵器搭載可能な長距離戦略爆撃機を7時間飛行させたと発表したのは日本をけん制するため。そこへきて岸田首相が『プーチンを捕まえろ!』とのメッセージが込められた代物をゼレンスキー大統領に贈ったとなれば、不必要にロシアを刺激しかねない」(永田町関係者)
宮島産しゃもじは極めて日本的ダジャレに基づいた“必勝祈願”の縁起物。ロシアのプーチン大統領が理解できるかは不明だが、なかなか攻めた贈り物だったことは間違いなさそうだ。