沖縄県人事課は28日、企画部60代男性の再任用職員が2018年度に在籍部署で業務上やりとりのあった外部の関係者の履歴書のコピーを無断で持ち出し、私的に連絡を取るなど利用したとして減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
また、保健医療部出先機関の40代男性の臨時的任用職員が、21年度から22年度にかけて、勤務時間中にもかかわらず個人的な理由で県主催イベントでのコロナ対策を巡り複数回、担当部に苦情の電話をしたり、イベントの担当職員を誹謗(ひぼう)中傷する内容をSNSに投稿するなどしたとして、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県人事課は「県民の信頼を損ね、おわびを申しあげる。再任用や期限付きの職員を含めて職員の綱紀粛正に努めたい」とコメントした。