保津川下りの船が転覆した現場の下流で1人の遺体が見つかり、行方不明になっていた40歳の船頭の男性と確認されました。30日午後7時半より、運航組合が会見を開き亡くなった関さんについて「信頼された船頭だった」などと話しました。 (保津川遊船企業組合 豊田知八代表理事) 「関さんに心からお悔やみ申し上げます。元気で働き者、作業している感じで運動神経がよくて瞬発力があり若手の中では信頼されキャリアが長かったので信頼された船頭」 2015年8月にも保津川下りの船から船頭の男性が転落し死亡する事故がありましたが、豊田代表理事によると、2015年に亡くなった船頭の男性は今回亡くなった関雅有さんの父親だったということです。 (保津川遊船企業組合 豊田知八代表理事) 「(雅有さんは)父親思いの子どもだったので辛い思いをしていました。(今回)ご家族にも会わせていただいて、その時のことを思い出すこともあった。なぜ親子2代でなったのかということは本当に何とも言葉が出ないです」 3月28日、京都の保津川下りで船が転覆し、船頭の田中三郎さん(51)が死亡、同じく船頭の関雅有さん(40)が行方不明になっていましたが、30日の午前11時ごろに事故現場の下流で関さんの遺体が見つかりました。 29日の会見で運航組合は、船が転覆して客が川に落ちたという想定での救助訓練は「8年ほど前を最後に行っていなかった」と説明しました。 (保津川遊船企業組合 豊田知八代表理事) 「やるときに急に緊急が入ったりとか色々あって、その日の訓練ができないことが続いて少し途切れてしまったんですね。そしてコロナ禍になってやっていなかった」 国の運輸安全委員会は30日に転覆現場などを訪れて事故の詳しい状況を調べています。