安倍晋三元首相(当時67歳)が2022年7月、奈良市で演説中に銃撃され死亡した事件で、奈良地検は30日、奈良市の無職、山上徹也被告(42)=殺人罪などで起訴=を武器等製造法違反や火薬類取締法違反など四つの罪で追起訴した。奈良県警は銃撃で演説を中止に追い込んだとして公職選挙法違反(自由妨害)容疑でも追送検していたが、地検は同罪での起訴を見送った。
山上被告は22年7月8日午前11時半ごろ、同市の近鉄大和西大寺駅前で演説中だった安倍氏を背後から銃撃したとして、23年1月13日に殺人罪と銃刀法違反(発射、加重所持)で起訴された。その後、県警は2月13日に公職選挙法違反や武器等製造法違反など五つの容疑で追送検していた。【吉川雄飛】