高級シャンプーの製造番号を意図的に消した状態にして転売したとして、40歳の男性が書類送検されました。
医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検されたのは、化粧品販売会社に勤める40歳の男性です。
男性は、美容室向けの高級シャンプーなど計26点を意図的に製造番号を消した状態にして、インターネット上で転売した疑いが持たれています。
警察によりますと男性は、取り引き先の美容室からシャンプーを買い取り、外装フィルムについていた製造番号をカッターで切り取った状態にして、転売していて、発覚までの1年半で約300万円を売り上げていたということです。
製造番号は、健康被害が出た際の追跡などのため、記載が必要で、男性は、警察の調べに対し、「自分が販売しているのが分かるのを避けたかった」「悪いと分かっていたが、自分が捕まるとは思っていなかった」と容疑を認めています。
シャンプーの販売元の会社がインターネット上で転売がないかチェックしていたところ、商品を発見。
社員が購入して調べたあと、去年9月に警察に相談したということです。