歌いながら、つえで満開の桜を…花びら散らす「迷惑行為」 “高齢花見客”が酔った勢いで?

FNNビデオPostに投稿された動画。
「サライ~の空へ~」
つえをついた男性が歌を歌いながら、もう一本のつえを使って桜の枝をゆすっている。
花びら落ちると周りからは拍手が…。 花見客による迷惑行為だ。
東京・立川市の桜の名所・根川緑道で、3月31日午後2時半過ぎに撮られたもの。 撮影したのは、花見に来ていた親子だった。
動画投稿者: 高齢者の団体がいらして、お酒が結構入ってて、そのうちの1人の方が杖を両手について立ち上がって、そのついでにそのつえで枝を歌いながら揺らし始めたっていう感じなんですけど。
投稿者の娘: 桜がかわいそう。悲しかった。
枝を揺らしたのは、大声で宴会をしていた高齢の男女のグループの1人。

男性は酔っぱらっているように見え、グループの仲間は誰一人止めようとしなかったという。
動画投稿者: 喜んで一緒になって歌ったり、ワハハなんて言ってましたけど。「桜吹雪だ」「ワー」なんて言いながら。
投稿者の娘: 大人として残念な人だなって思いました。
揺さぶられた桜を見てみると、他の桜に比べて花びらがかなり落ちてしまったことが分かる。
白昼堂々、多くの花見客の中で起きた迷惑行為。 罪に問うことはできるのだろうか?
若狭 勝弁護士: 枝を伐採したり、折って取っていくとすると、「器物損壊罪」という罪に問うことができるのですが、花びらを少なくともを振り払うような行為だけだと、現実問題として罪に問うというのは難しいと思います。
すでに東京などでは桜は散りつつあり、葉桜になってきている。見納めとなる花見を、迷惑行為なく楽しみたいものだ。
(「イット!」4月3日放送)