西村康稔経済産業相の事務所にカッターナイフの刃が入った封書を送ったとして、兵庫県警捜査1課は5日、脅迫の疑いで、長野県小布施町小布施の元同町職員、高野伸一被告(51)=別の脅迫罪で起訴=を逮捕した。「私がやったことだと思います」と容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年1月23日ごろ、長野市内から兵庫県洲本市にある西村氏の事務所宛てにカッターナイフの刃1枚と新型コロナウイルスワクチンを批判する内容の文書2枚を入れた封書1通を投函(とうかん)。同25日、その封書を事務所に届けさせ、脅迫したとしている。
同課によると、同じ時期に西村氏の同県明石市と東京都内の事務所にもカッターナイフの刃入りの封書が届いており、関連を慎重に調べている。
大阪府の吉村洋文知事に脅迫文を送ったとして、大阪府警が今年3月、脅迫容疑で高野容疑者を逮捕。同罪で起訴されている。
小布施町によると、高野容疑者は同町の企画財政課係長だったが、1月に依願退職した。