のんびりまどろむ猫たち。しかし次の瞬間、一斉に何かに驚き、上にいた猫たちも飛び降りてきました。いったい何が起きたのでしょうか。
4月2日の午前9時半ごろ、大分県別府市内の温泉旅館で暮らす猫たちを映したライブ映像がある瞬間を捉えていました。
猫たちがいる窓の向こうには駐車場があります。
そこで1台の黒い車がバックで駐車しようとしています。
すると、突如、黒い車は前方へ急発進。
窓際にいた猫たちは一斉に驚いてその場を離れ、その激しい動揺が衝撃の大きさを物語っています。
事故現場の駐車場近くの旅館の女将は事故の瞬間についてこう語ります。
近くの旅館の女将: ドンって音がしたから。すごい音やな。
事故直後を目撃した近くの旅館の従業員: 音で猫の部屋の猫が騒ぐんで(部屋に)入ったら、(車が)フェンスをなぎ倒して、大破っていうか前だけが壊れているんだけど。
車は駐車場のフェンスを越え、隣の敷地のブロックで停止したといいます。現場には、根元から崩れたブロックやちぎれたワイヤーフェンスが…。
事故直後を目撃した近くの旅館の従業員: 結構ぶつかってアクセル踏んでないと、多分そっちまで行かないと思う。ほぼもう全然ブレーキなんか踏んでない状態。
急発進した際、近くには歩行者の姿も。
事故直後を目撃した近くの旅館の従業員: 時間がちょっとずれてちょうど歩きの時にやったら、もうそのまま跳ね飛ばしてますよね。
目撃者によると、運転していたのは高齢の男性とみられます。この男性を含めけが人はいませんでしたが、なぜこんなことになってしまったのでしょうか。
映像をよく見てみると、バックで入れた車は、車止めに当たったのか、車体が少し揺れています。
そして、後方を確認するためでしょうか、ドアを開ける男性。暴走はその直後でした。 映像を見た専門家は…
交通事故鑑定人 中島博史氏: 少しだけ車を前に出そうとしたような状態で、クリープ現象になったところ、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、そのまま向かい側のブロック塀まで衝突してしまったんだと思います。
「クリープ現象」とは、アクセルを踏んでいなくても車が動き始めるAT車特有の現象のこと。それを慌てて止めようとして、ブレーキとアクセルを踏み間違えてしまった可能性が高いというのです。
交通事故鑑定人 中島博史氏: 車の様子を確認するためにドアを開けて見るということは、狭い駐車場とかだと普通の人もやると思います。その姿勢が少しでもずれたら必ず直してから運転操作をしてほしい。
(めざまし8 4月6日放送)