熊本地検は、園児の頬を手のひらで殴打したとして、熊本市東区の認定こども園「さくら幼稚園」の元教頭の女(65)(熊本市中央区)を暴行罪で在宅起訴した。3月31日付。女の弁護人は「本人は無罪を主張しており、全面的に争う」としている。
起訴状などでは、女は昨年3月30日、園内で、当時5歳だった男児の左頬を手のひらで2回殴打したとしている。女は今年3月末で定年退職した。
熊本県によると、昨年4月、保護者から「教頭が子どもの頬をたたき、歯の詰め物がとれた」と県に通報があった。県が園長ら園関係者34人に聞き取り調査したところ、一部が「殴る場面を見た」と証言した。
一方、弁護人は取材に対し、「本人は『両手で挟むように頬を押さえただけで、たたいていない』と説明している」と話した。