神奈川県知事選を制した現職黒岩祐治氏(68)は9日、選挙戦終盤に発覚した過去の不倫問題への謝罪を重ねた。「不快な思いをさせてしまった。一緒に戦った皆さま、県職員、神奈川のプライドを傷つけ申し訳ない」。万歳はせず、4選の高揚感はみじんもなかった。
当選確実が伝えられ、横浜市内で支援者らの前に現れた黒岩氏。拍手を受けたが、深く頭を下げた。「プライベートな問題でマイナスからのスタート。政策実現のために全力を挙げていきたい」と険しい表情で語った。
一方、新人の市民団体共同代表岸牧子氏(66)は「当選に至らず残念で悔しい。(黒岩氏の不倫問題は)政治への失望も生んだ」と批判した。