北から西まで広く黄砂観測 13日朝にかけて2年ぶりの東京飛来か

気象庁は12日、北日本から西日本までの広い範囲で黄砂を観測したと発表した。同日午後6時半現在、常時観測している全国11地点のうち、9地点で観測された。9地点以上での観測は2021年3月以来となる。13日朝にかけては、関東甲信でも飛来が予想される。
12日に黄砂を観測した主な自治体と、見通しが利く距離は、松江市5キロ▽北海道室蘭市、金沢市、京都市7キロ▽青森市、名古屋市、福岡市8キロ▽大阪市10キロ以上――など。気象庁によると、寒冷前線が日本列島を西から東に通過したことにより、広い範囲で黄砂が飛来したとみられる。
13日朝にかけては、特に北海道や東北で、地表付近の黄砂の濃度が高くなると見込まれる。見通しが利く距離が5キロ未満になると交通に影響が出る恐れがあるが、気象庁は「所によっては5キロ未満の見込み」としており、注意を呼びかけている。
黄砂は今年に入り、3月24日に新潟県で初観測された。東京都で観測されれば21年5月以来となる。【島袋太輔】