北海道各地で空が黄色に… やっかいな大規模黄砂 洗車のポイント 花粉症やアレルギー症状への影響は?

大陸からの大規模な黄砂が北海道にも飛来しています。道内各地で視界が悪くなっているほか、花粉症やアレルギー症状にも注意が必要です。
白いもやがかかり遠くが霞んでいるのは午後1時すぎの稚内市。気象台が2年ぶりに黄砂を観測し、見通しがきく距離は一時、8kmとなりました。同じような光景は道内各地でも。
佐藤晃カメラマン:「黄砂の影響でしょうか、函館山が全く見えなくなりました」。
函館市民「うちの窓開けないとか、換気もやっていいかどうか考えますよね」。
札幌で11日と12日の同じ午前10時の街並みを比べてみると、12日は明らかに黄色っぽくなっているのがわかります。
喜多和也記者:「札幌市内の中古車販売店にはずらりと車が並んでいますが、ボンネットの上には砂っぽい汚れがついています」。
北日本自動車共販営業部・原田俊悦部長:「またかという感じ。(汚れが)粘着質で手間がかかるのでやっかいな存在」。
車を汚してしまうやっかいな黄砂。洗車をするときに普段よりも気を付けなければいけないポイントがありました。
北日本自動車共販営業部・原田俊悦部長「このまま(乾いた状態で)拭くと傷がつくので、高圧洗車機を、洗車場にもあると思うんですけど、かけます」。
まずは水をかけて黄砂を落とすことが大事だそうです。
北日本自動車共販営業部・原田俊悦部長:「ウエスを濡らして汚れを落としていきます」、「(砂が)ドアの下とかにたまりやすいんですよ。こういうところもしっかり吹いてあげたほうが今後のさびの防止になる」。
「ゴー」これは先月、中国の北西部で撮影された砂嵐。巻き上げられた黄砂で、太陽が「青く」見える現象も。この黄砂が偏西風に乗って海を渡り、北海道まで運ばれているのです。特に12日夕方から13日朝にかけて高い濃度の黄砂が飛来する予想です。
もう1つ厄介なのが黄砂による花粉症やアレルギー症状の悪化です。12日朝、札幌市内では…
札幌市民:「目がゴロゴロする。」、「呼吸がしづらくて体がだるい」。
北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック・白崎英明院長:「黄砂とかPM2.5は非常に細かい微粒子なので、これはアレルギー症状を悪化させることが科学的に証明されています」。
こちらのクリニックではこの時期、屋上で毎日花粉を観測しています。12日午前10時に回収したサンプルを見てみると、
北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック・白崎英明院長:「ムラサキ色のものがハンノキの花粉で、これが非常に小さいんですけど、おそらくこのポチポチポチ(の粒)が黄砂と思われます」
花粉症のほか、ぜんそくや鼻炎を悪化させる原因にもなる黄砂。道内各地で注意が必要です。