主犯格など顔隠す者も…19人が日本に到着 メンバー入れ替えながら犯行か?75件の特殊詐欺に関与の可能性

カンボジアのリゾートホテルを拠点とした、日本の特殊詐欺グループの男19人が、移送中の機内で逮捕された。11日夜、羽田空港に到着した。
ビジネスゲートの搭乗口から、捜査員に連れられて出てきた男たち。フードなどを被り、顔を隠すようにしている者も多くいる。
移送中のチャーター機の中で逮捕されたのは、グループのリーダー格とみられる岡本大樹(ひろき)容疑者(38)ら、25~55歳までの男19人。
岡本容疑者らは2023年1月、都内の高齢女性(当時62)にNTTドコモを装って嘘のメッセージを送り、電子マネー「ビットキャッシュ」25万円相当をだまし取った詐欺の疑いがもたれている。
岡本容疑者らが、カンボジア南部のリゾートホテルから日本の被害者に嘘の電話をかける「かけ子」などをしていたのは、2022年12月からの約1カ月だが、2022年4月以降の被害は全国で約75件にのぼるとみられている。
19人のうち岡本容疑者が最初にカンボジアに入国しているが、他のメンバーが入国した時期は異なっていたという。
警視庁は、岡本容疑者をリーダーとして、メンバーを入れ替えながら犯行に及んでいたとみて調べている。