那覇市内の那覇空港―首里の約13キロを運行するモノレール「ゆいレール」が10月から沖縄県浦添市まで延伸開業されるのを前に、29日同市で式典が開かれた。延伸区間を試乗した玉城デニー知事は「(県民や観光客に)どんどん利用してほしい」と経済効果に期待を示した。
運営する「沖縄都市モノレール」によると、延伸区間は首里―てだこ浦西(浦添市)の約4キロ。4駅を新設し、那覇空港―てだこ浦西を40分弱で結び、那覇市内の車の渋滞緩和と、観光客の利便性向上を図る。
玉城知事はてだこ浦西駅でのテープカットの後、浦添、那覇両市長と共に乗車。線路近くには市民が集まり開業を祝った。