岸田文雄首相に向けて爆発物が投げられた和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、地元漁協が管理する防犯カメラに事件前、木村隆二容疑者(24)とみられる男性が映っていた。首相が乗ったとされる車列が会場方向に向かった直後に映り込んでおり、男性が首相の会場入りを待っていた可能性がある。和歌山県警もこの映像を確認している。
防犯カメラは、地元の雑賀崎漁業協同組合が車庫に設置しており、岸田首相が演説予定だった会場からは北に約90メートルの位置にある。映像によると、男性は黒い上着姿でグレーのリュックサックを背負い、手提げかばんを持っていた。かばんには果物ナイフが入っていたことが判明している。【砂押健太】