北九州市にある海上保安庁の訓練施設の小型飛行機が18日、訓練飛行中に大分県宇佐市の農地に不時着しました。乗員2人は軽傷で、海上保安庁で状況を詳しく調べています。 ■星原カメラマン 「飛行機が不時着しています。機体がひっくり返っているのが分かります。」 不時着したのは、福岡県北九州市にある海上保安学校宮城分校北九州航空研修センター所属の小型機です。不時着の際にできたのか、農地にはえぐられたような跡が確認できます。 第7管区海上保安本部によりますと、小型機に乗っていたのは、40代の教官と20代の訓練生の男性2人で、すり傷などがあるものの、命に別条はないということです。 小型機は、エンジンの出力を最大にして操縦感覚を養う訓練中だったということです。
小型機は、訓練飛行のため、18日午前9時すぎに北九州空港を飛び立っていました。 民間の航空レーダーによりますと、不時着する直前、大分県宇佐市上空で旋回している様子が確認できます。 国土交通省によりますと、不時着の2分前の18日午前10時ごろ、航空自衛隊築城基地に「エンジンが停止した」など、“緊急事態”を宣言していたということです。 現場周辺では「小型機から煙が出ていた」との目撃情報があるということで、海上保安庁は、エンジントラブルが起きた可能性もあるとみて調べています。 また、国の運輸安全委員会は、今回の事故を重大インシデントとして、調査官を現地に派遣することを決めました。