ことし2月、愛知県美術館で開催された岡本太郎さんの展覧会で、太陽の塔の作品を壊したとして、逮捕された男性について、名古屋地検は不起訴処分としました。
名古屋市昭和区の46歳の男性はことし2月、愛知県美術館の「展覧会 岡本太郎」で展示されていた50分の1サイズの「太陽の塔」の作品を壊した器物損壊の疑いで逮捕されました。
太陽の塔の作品には、3センチほどの亀裂が入っていましたが、男性は、警察の調べに「覚えがありません」と容疑を否認していました。
名古屋地検は4月14日付けで、男性について不起訴処分としました。処分の理由は明らかにされていません。