男性の首をナイフで切りつけたとして、松田署は22日、殺人未遂の疑いで、松田町松田庶子、自称農業の男(67)を現行犯逮捕した。男は「脅すつもりだった」と供述している。
逮捕容疑は、同日午前10時55分ごろ、近くの住宅敷地内で、この家に住む無職の男性(81)の首をナイフようの刃物で切りつけるなどして殺害しようとした、としている。男性は搬送先の病院で死亡が確認され、署は容疑を殺人に切り替えて調べる。
署によると、男は「刺したことに間違いない」と供述、一部容疑を認めている。2人の関係性は不明だが、何らかのトラブルがあったとみられる。
敷地内にある作業所の中で倒れている男性を発見した親族が110番通報、駆けつけた署員がその場にいた男を取り押さえた。現場はJR御殿場線の松田駅近くの住宅街。