兵庫県芦屋市長選は23日、26歳の無所属新人でNPO法人理事長の高島崚輔氏が当選を確実にした。全国市長会などによると、市長当選時の年齢でこれまで最も若かった27歳を更新。現職首長としても最年少となる。投票率は55.11%で、前回を6.42ポイント上回った。
高島氏は無所属現職の伊藤舞氏(53)を含む3人との争いを制した。市長当選時の最年少は、1994年に東京都武蔵村山市長に当選した志々田浩太郎氏の27歳だった。高島氏は昨年、米ハーバード大を卒業。18歳までの医療費無償化や生徒の特性に応じた教育の必要性などを訴え、市民との対話集会を重ねて支持を広げた。