覚醒剤使用の罪などに問われている女優・三田佳子さんの次男の高橋祐也被告(43) が、被告人質問で「(覚せい剤を)やめたいと常に思っている」と述べました。
高橋祐也被告は去年9月、東京・港区の自宅で、覚醒剤を使用した罪などに問われています。高橋被告は1月に行われた初公判で、起訴内容を認めましたが、弁護人は責任能力を争う姿勢を示しています。
きょうの被告人質問で高橋被告は、弁護人から覚せい剤を使用した理由について問われると、「依存症があるので目の前にあると強迫観念で使ってしまう」などと述べました。また、誰にも相談しなかったことについて、「両親に心配をかけられないと思った」などと話しました。
そして、今の想いを聞かれると「すごく懺悔の念で、痛恨の思いです」と述べたうえで、「(覚醒剤は)体に悪いし、自分的にやめ続けられると思ってチャレンジしている。やめたいと常に思っている」と反省の言葉を述べました。
今後については、「専門医や両親のサポートでどう依存から抜けられるか。売人に会わないように生活していきたい」などと語りました。
高橋被告は2018年に覚醒剤を使用した罪で執行猶予付きの有罪判決を受けていました。高橋被告が、覚醒剤事件で逮捕されるのは、今回で6回目でした。