関西電力元幹部による金品受領と役員報酬補填(ほてん)問題で、会社法違反(特別背任)容疑などで告発され、2回にわたり不起訴処分となった同社の森詳介元会長(82)ら3人について、大阪第2検察審査会は28日までに、「起訴議決するには至らない」とする2回目の議決を出した。1回目は「起訴相当」だったが、今回の議決により3人が強制起訴される可能性はなくなった。議決は3月30日付。
議決書は、関電の隠蔽(いんぺい)体質や公開性の欠如を許せないという市民感覚は1回目と変わらないとする一方で、「検察の再捜査による証拠などを慎重に審査した結果、刑事責任を問うことは困難との結論に至った」とした。
他の2人は、八木誠前会長(73)と岩根茂樹元社長(69)。
[時事通信社]