約49万羽のニワトリ、卵の出荷制限を解除…鳥インフル養鶏場の3~10キロ以内、これまで120万羽以上を殺処分 北海道千歳市

高病原性鳥インフルエンザが3つの養鶏場で発生した北海道千歳市で、その後、新たな感染が確認されなかったことを受け、1日から一部の区域のニワトリや卵が出荷できるようになりました。
千歳市では、3月27日以降、3つの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが相次いで発生し、北海道内の飼育数の2割以上にあたる約122万羽が殺処分されました。 さらに、近隣の半径3~10キロ以内を搬出制限区域、3キロ以内を移動制限区域とされてきましたが、3キロ以内の6つの養鶏場での検査で、陰性が確認されました。 このため、まず、搬出制限区域が5月1日午前0時で解除され、49万羽のニワトリと卵が出荷できるようになりました。 このあと、新たな発生がなければ、移動制限区域も6日午前0時で解除されることになります。