大阪府警の職員が、今年1月から免許が切れたまま警備艇に乗って海上パトロールをしていたことがわかりました。 大阪府警によりますと、大阪水上署に勤務する20代の男性船舶職員は、20トン以上の大型船舶に乗る職員に必要な「五級海技士」の免許について、有効期限が今年1月に切れていたにもかかわらず警備艇に20回乗船して、海上パトロールに同行するなどしていたということです。 4月に職員の上司が免許を確認した時に発覚して、聞き取りに対して「更新を失念していた」と話しているということで、警察と海上保安庁が任意で捜査しています。 大阪府警は「今後、職員が保有する資格の適正な管理について指導していく」としています。