男性に熱湯を浴びせたとして同居する女が逮捕された事件で、警察は亡くなったのはアルバイトの31歳男性と判明したと発表しました。 亡くなったのは大阪市浪速区に住むアルバイト・西野太九さん(31)です。 この事件は大阪市浪速区の谷口桃花容疑者(29)が4月30日午後、自宅マンションの部屋で、同居人で交際相手の西野さんに熱湯を浴びせ、やけどを負わせるなど傷害の疑いが持たれています。 西野さんは浴槽内で倒れ、上半身にやけどをしていたほか、顔や足などに複数切り傷があったということですが、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察による司法解剖の結果、西野さんの死因は水を吸い込んだことによる窒息死であることがわかりました。また、死亡推定は30日の午後5時ごろで、西野さんは上半身を中心に広い範囲で重いやけどが確認されたということです。 2人をめぐっては過去に3回男女間トラブルで警察に相談歴があったということです。 谷口容疑者は「わざと熱湯をかけていない」などと容疑を一部否認しています。