「船が転覆した。人の姿は見えない」1人でタコ漁、83歳の男性死亡…救命胴衣を着用も、強風で波が高い状態 北海道積丹町

2日午前、北海道積丹町の沖合で、タコ漁の小型船が転覆し、83歳の男性が死亡しました。
2日午前10時すぎ、積丹町の入舸(いりか)漁港の沖合で、釣り人から「船が転覆した。船は網に引っかかった状態。人の姿は見えない」と118番に通報がありました。
小樽海上保安部などが船や航空機などで捜索したところ、通報の15分ほど後、海上に浮いている人を発見し、病院に搬送しましたが、まもなく死亡が確認されました。
亡くなったのは、積丹町に住む佐藤義彦さん83歳で、転覆前、1人でタコ漁をしていたとみられています。
佐藤さんは、救命胴衣を着用していました。
小樽海上保安部が事故の原因を調べていますが、当時、現場付近は風が強く、波も高い状態でした。