珠洲市、土砂災害警戒区域1630人に避難指示…地震後の大雨で危険高まる

石川県能登地方を震源とする5日の地震で震度6強を記録した同県 珠洲 (すず)市は6日午後5時5分、地震の揺れで地盤が緩み、大雨で土砂災害の危険が高まっているとして、市内の山間部など土砂災害の警戒区域にある約740世帯約1630人に避難指示を出した。対象は市の全世帯・人口の約12%にあたる。
同市では5日午後2時42分頃に震度6強、同日午後9時58分頃に震度5強の地震が発生した。同県内では6日夜から7日にかけて大雨となる予報で、気象庁が土砂災害への警戒を呼びかけている。