「殺したことに間違いない。口論になった」小学校教諭の39歳女性を刺し殺害…介護士の37歳男を逮捕 北海道

4日、北海道東部の釧路町のアパートで、小学校教諭の女性の遺体が見つかった事件で、警察は6日、殺人容疑で37歳の介護士の男を逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、釧路市愛国東4丁目に住む介護士、藤山功至(ふじやま・こうじ)容疑者37歳です。 藤山容疑者は、3日、釧路町桂で独り暮らしをしていた釧路市内の小学校に勤務する教諭、小阪志保(こさか・しほ)さん39歳を、小阪さんの部屋で刃物で突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと4日午後4時すぎ、警察に、男性の声で「人を刺した」と通報があり、警察官が駆け付けたところ釧路町桂のアパートの部屋で、小阪さんが死亡しているのが見つかりました。 司法解剖の結果、小阪さんの死因は胸や首を刺されるなどしたことによる失血死で、部屋からは血のついた刃物が見つかっています。
一方、1キロほど離れた釧路市愛国東のアパートでは、藤山容疑者が首から血を流し、倒れているのが見つかりました。 藤山容疑者は一時、意識不明でしたが、その後、回復に向かい、警察は6日午前、藤山容疑者を逮捕しました。 調べに対し、藤山容疑者は「殺したことに間違いない。口論になった」と容疑を認めているということです。 また、小阪さんとは「以前から面識があった」とも話しているということです。 警察は、藤山容疑者が小阪さんを刺して殺害した後、自殺を図った可能性があるとみて調べています。