新型コロナウイルスワクチンの65歳以上や医療従事者などを対象にした6回目の接種がスタートし、東京都は11日、都庁の大規模接種会場を報道陣に公開。多くの都民が接種に訪れた。
最初に接種を受けたのは医療従事者の女性(50)で「高齢者に接する仕事なので自分が感染源になってはいけないと考えた」と話した。別の高齢女性は「感染や重症化予防に努めたい。予約なしで気軽に打てるのがありがたい」と話した。
都によると、訪れた人の多くが6回目の接種だという。会場は当面、1日500人程度の予約が入り、予約なしを含め約600人の接種を見込んでいる。接種対象は65歳以上、基礎疾患がある5~64歳、医療従事者・介護従事者など。都が運営するこの会場は週4日(木~日曜日)開く。9月以降、5歳以上の全ての人に対象を広げる予定だ。