逮捕教諭、事件3日前に休暇申請 借金苦、計画的に侵入か

東京都江戸川区の住宅で男性が殺害された事件で逮捕された区立中教諭の男が、事件当日の午後休暇を3日前に申請していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。17日で逮捕から1週間。アリバイ工作をしたり事情聴取に備え想定問答を作ったりしていたとみられることも判明。警視庁は多額の借金を抱え、金品目的で計画的に侵入し、男性と鉢合わせした可能性があるとみて調べている。
男は近くの中学に勤める尾本幸祐容疑者(36)。事件は2月24日午後6時半ごろ発生。契約社員の男性が職場から帰宅直後、襲われ死亡した。
尾本容疑者は逮捕時に容疑を否認した後、黙秘に転じたが、雑談には応じているという。