千葉・長生村議長、傷害容疑で逮捕 公用車運転の27歳女性職員殴る

公用車を運転中の女性に殴るなどしてけがを負わせたとして、千葉県警茂原署は16日、傷害の疑いで、同県長生村議会議長の東間(とうま)永次容疑者(77)=長生村驚=を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は4月7日午後10時~10時45分ごろ、同県一宮町内を走行中の長生村役場の公用車内で、運転していた女性(27)に対し、後ろの座席から左上腕部を殴ったり、髪を引っ張り、シートベルトで首を絞めたりするなどの暴行を加え、左上腕部打撲傷で全治2週間のけがを負わせたとしている。
長生村役場によると、被害を受けた女性は同村の職員。事件当時は車内に、ほかの同乗者もいたという。
同月12日に、女性が「車内で暴行を受けた」と同署に相談していた。同署は動機などを捜査している。
東間容疑者は平成2年5月から長生村議を務め、現在9期目。昨年5月に議長に就いた。過去にも議長を務めた経験があるという。