【死刑が確定】老人ホーム3人転落死 「心身共に限界」元職員の被告が上告取り下げ

老人ホームの入所者3人を殺害した罪に問われた男の死刑が確定しました。
今井隼人被告は2014年、勤務していた川崎市幸区の老人ホームで入所者3人をベランダから転落させ殺害した罪に問われ、裁判では無罪を主張していました。
一、二審で死刑判決を受け、今井被告側が最高裁に上告していましたが、11日に本人が取り下げ、死刑が確定しました。
関係者によりますと、今井被告は、「心身共に限界なので上告を取り下げるつもりだ」と話していたということです。