れいわ、厳重注意を無視=本会議採決で示威行為

鈴木俊一財務相の不信任決議案が否決された18日の衆院本会議で、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表が投票箱の前で「与党も野党も茶番」と書かれた紙を掲げた。開会に先立ち、山口俊一議院運営委員長(自民)は12日の本会議で同様の示威行為をしたれいわの大石晃子共同代表を厳重注意したばかりだった。
れいわを除く与野党は厳重注意を無視した櫛渕氏の態度を重くみており、懲罰動議を提出する案も浮上。各党は19日に対応を協議する。財務金融委員長の解任決議案を否決した12日の本会議では、大石氏が投票の際、岸田文雄首相を批判する紙を掲げていた。櫛渕氏と大石氏は、2023年度予算採決時の「牛歩戦術」などでも厳重注意を受けている。
[時事通信社]