「日本がヤバい！」と言われ始めてしばらくたつが、本当にヤバくなってきた。国が貧乏になると悪いことしか起きないのだ。「日本のヤバい現場」第1弾は繁華街。各地で目を覆いたくなるような犯罪が頻発している。日本に住んでいる身として、知っておいて損はない。 ◆闇カジノの客を狙った強盗。横浜の繁華街がヤバい！ 「横浜の福富町はマジでヤバいです」 最近まで同エリアでキャバクラを経営していた男性にそう聞いて街を訪れたが、確かにヤバかった。 まず、路上駐車をしている無数の車がどう見ても堅気のものではない。声をかけてくるキャッチは口を揃えて「私は台湾人です」と言う。彼らが勧める台湾人クラブでは、キャストの女性を連れ出してホテルに行けるらしい。 ◆「油断させてぼったくる」手口 前出の男性が話す。 「福富町には暴力団の事務所があるので、警察は路上駐車をほとんど取り締まらないんですよ。もちろん暴力団関係者の車も止まっています。客引きは中国人ばかりです。台湾人だと言えば、日本人は安心してくれると思っているんですよ。そうやって油断させて、ぼったくるんです」 ◆素行の悪いフィリピン人たちがたむろ 福富町の不良外国人は中国人だけではない。’16年にはフィリピン人グループが暴力団幹部の男に刃物で切りつけられる事件が起きている。発端はフィリピン人が因縁をつけたことによるものだった。 今でも福富町には素行の悪いフィリピン人たちがたむろしているという。 「彼らは“A”というクラブと“M”というクラブによく集まり、店の前では流血沙汰の喧嘩が頻繁に起きています」 ◆違法カジノ店で大勝ちした客の情報が強盗グループに また福富町は違法カジノ店の街としても有名だ。非合法なので当然入店してはいけないが、推奨できない理由はもうひとつある。 「違法カジノ店で大勝ちした客の情報が強盗グループに流れています。店を出たところで襲われることもありますし、自宅まで尾行され、後日襲われることもあります」 ほかの華街と比べても、福富町のヤバさは特に際立っていた。 取材・文・撮影／SPA!危ない繁華街取材班 ―［［この繁華街］が危ない！］―