5月19日(金)21時にカロリン諸島で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すれば台風2号と呼ばれることになります。発達して日本の南へ進路をとることも考えられるため、今後の情報に注意してください。▼熱帯低気圧 5月19日(金)21時 中心位置 カロリン諸島 移動 北 ゆっくり 中心気圧 1006 hPa 最大風速 15 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 23 m/s
マリアナ諸島へ北上か その後の進路は不明確
この熱帯低気圧はマリアナ諸島へ北上しながら勢力を増し、暴風域を伴い強い勢力に発達する見通しです。その後の進路はまだ不確実ですが、高気圧の縁に沿って北上したのち、東へ移動することが示唆されています。日本国内に影響を及ぼすことも考えられますが、まだ予測の誤差が大きいため、今後の台風予報にご注意ください。
台風の発生が増え始める時期
平年の台風発生数
今年は4月に台風1号が発生していて、次に台風が発生するとおよそ1か月ぶりになります。5月の台風発生数の平年値は1.0個で、12月と同じくらいの水準です。発生数ピークの8月に向けて台風の発生が増え始める時期ですので、早めに台風対策を整えておくと良さそうです。