神戸の民家で3人死亡 親子で無理心中か

23日午前11時55分ごろ、神戸市東灘区魚崎南町の民家で、80代の男女と40代の男性が死亡しているのが見つかった。3人暮らしの親子とみられ、兵庫県警東灘署は、現場の状況などから無理心中の可能性があるとみて、身元や死因を調べている。
同署によると、80代男性は2階の踊り場で階段の手すりにロープのようなものを掛けて首をつっていた。80代女性は3階の部屋、40代男性は2階の部屋でそれぞれベッドの上であおむけに倒れていた。室内に荒らされた形跡はなく、遺書などは見つかっていない。
40代男性が22日から姿を見せなくなったことを不審に思った施設の職員が23日にこの民家を訪問。応答がなかったため、「中で(人が)倒れているかもしれない」と110番した。