北海道北広島市で弟夫婦をアイスピックで刺して殺そうとしたとして、63歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区本通4丁目北の63歳の会社員の男です。
男は25日午後1時ごろ、北広島市共栄町2丁目の親族の家で、61歳の弟と56歳の弟の妻の首の後ろをアイスピックで刺して殺害しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、男は、まず弟の妻の首の後ろをアイスピックで一度刺した後、止めに入った弟に対しても首の後ろをアイスピックで複数回刺したということです。
刺された2人は首から血を流しましたが、意識はあり、病院で手当てを受けています。
当時、男は弟とトラブルになっていて、弟の妻が「夫と義理の兄が揉めている。殺されそう」と警察に通報したあと、犯行におよんでいて、男は、現場に駆けつけた警察官に、その場で逮捕されました。
調べに対し、63歳の会社員の男は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察がトラブルの経緯など、当時の状況を調べています。