男子児童に液体をかけて逃走
5月25日朝、長野市の小学校に男が侵入し、低学年の男子児童に液体をかけ逃走した事件。
警察は現場周辺で逃げたとみられる男と特徴の似た人物を発見し、事情を聞いている。
事件の知らせがあったのは、25日午前8時34分。小学校の職員からの110番通報だった。
小学校職員からの110番通報: 不審者が学校の敷地内に侵入した
現場は長野市の篠ノ井東小学校。
大日方勇斗記者: 後ろに見える大きな岩の付近が児童が液体をかけられたとみられる現場です。現在警察が鑑識作業などを進めています
現場周辺にはシートのようなものが張られ、その内側で鑑識が事件の痕跡を調べる姿が確認できた。
ホームルーム前の自由時間に…
事件が起きたのはホームルーム開始前の自由時間。児童らは学校の敷地内で遊んでいた。
そして自由時間が終わり、校舎へ入ろうとした時に男が侵入してきたという。
その後、男は1人の男子児童を追い回し、ペットボトルのような容器に入れた「黄色い液体」を服にかけ逃走した。
児童にケガなどはなく、液体は「お茶」だったことが明らかになった。
保護者からは不安の声が聞かれた。
保護者: いや怖いですね。すごい怖かったですね。しばらくパトロールしてもらいたいなと個人的には思います
篠ノ井東小学校では、普段から集団下校が行われているが、25日は事件を受け、職員が付き添っての集団下校を行っていた。
警察は男から事情を聞き、児童にお茶をかけた経緯などについて調べている。
(イット! 5月25日放送より)