九州がんセンターで一酸化炭素中毒か 9人搬送 福岡

27日午前10時10分ごろ、福岡市南区の国立病院機構九州がんセンターから「施設2階で職員が一酸化炭素(CO)中毒のようだ」と119番があった。市消防局などによると、センターの栄養管理室で働く20~70代の男女9人がCO中毒の疑いで別の病院に搬送された。全員意識があり、命に別条はないという。福岡県警と消防が詳しい原因を調べている。
センターなどによると、同日午前9時40分ごろ、2階の栄養管理室内にある洗浄室で食器を洗っていた人やその周辺で体調不良の訴えが続出した。当時、栄養管理室内には、センターの委託で食器の洗浄や調理などを担当する会社の職員ら26人がいた。センターは搬送されていない残る17人を一晩入院させ、経過を観察するという。
センターではこの日の朝、電気設備の点検のため計画停電を実施していた。その後、食器を洗う洗浄機に不具合が起きていたという。同日夕、記者会見したセンターの藤也寸志院長は「我々も初めてのことで驚いている。まずは原因をはっきりさせる」と述べた。【河慧琳】