自宅で就寝中の妻の胸などを刺したとして、大阪府警八尾署は1日、殺人未遂の疑いで、大阪府八尾市龍華町(りゅうげちょう)の無職、藤沢祥平(しょうへい)容疑者(36)を現行犯逮捕した。「寝ていた妻を刺した」と容疑を認めている。妻の清美さん(45)は搬送先の病院で死亡が確認され、同署は殺人容疑に切り替えて捜査している。
逮捕容疑は1日午前4時50分ごろ、自宅の寝室で寝ていた妻の胸や首などを包丁で突き刺し、殺害しようとしたとしている。
同署によると、藤沢容疑者自身が110番。駆け付けた署員がベッドの上であおむけに倒れている妻を発見した。藤沢容疑者は妻と子供2人の4人暮らしで、子供にけがはなかった。
同署は、夫婦間で何らかのトラブルがあったとみて調べている。