大雨に見舞われ、線状降水帯発生情報が出されていた和歌山県で、警戒レベル5の「緊急安全確保」が4市町に増えました。和歌山県広川町は、2日午後2時03分、町内全域に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令しました。海南市は、午後2時15分、日方川流域、亀の川流域、貴志川流、域加茂川流域の25080世帯53991人に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令しました。紀美野町は、下佐々地域と貴志川流域に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令しました。これに加え、午後2時53分に新たに九度山町全域の1767世帯、3960人に緊急安全確保が発令されました。「緊急安全確保」が発表された地域では、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況です。ただちに命を守るための最善の行動をとってください。今から、市町村が定めた避難場所などを目指して「立ち退き避難」することは、かえって危険が増すおそれがあります。自宅や、すぐそばにある鉄筋コンクリートでできた背が高く、大きくて頑丈そうな建物の少しでも高い場所に移動してください。近くに崖がある場合は、建物の中の、崖からできるだけ離れた場所に移動してください。少しでも浸水しにくそうな高い場所、少しでも土砂が流れ込みにくそうな場所に、大至急、身を寄せてください。※最新情報は自治体のホームページでご確認ください。