また写真流出「公邸忘年会」岸田首相本人も寝間着姿&裸足で写り…危機管理能力は大丈夫なのか 「会期末解散は引き続きありうる」安積明子氏

岸田文雄政権の危機管理能力は大丈夫なのか。2日発売の週刊誌「フライデー」に、岸田首相本人が写った「公邸忘年会」の写真が掲載されたのだ。長男の翔太郎氏が秘書官辞職に追い込まれた親族写真は「週刊文春」でスクープされたが、相次ぐ流出事態に懸念の声も。今後の解散戦略にも影響しそうだ。
「親族と食事をともにした。私的なスペースで親族と同席したもので、不適切な行為はない」
岸田首相は2日、記者団にこう説明した。
フライデーに掲載された写真は文春同様、昨年12月30日に首相公邸内で撮影されたものという。中央には「寝間着」姿で「裸足」の岸田首相と、裕子夫人が座り、親族とみられる計18人が写っている。後列に翔太郎氏の姿もある。
文春には、翔太郎氏ら親族らが公邸内の公的スペースで、ふざけるような写真が掲載された。首相会見で使用される演台などで、はしゃいでるような姿もあった。
今回は、私的スペースでの記念写真だが、危機管理上の懸念はありそうだ。
立憲民主党の泉健太代表は2日の記者会見で、「公邸内の構造などが世界中に知られて利用される可能性がある。大きな問題だ」と指摘した。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長も「どう考えても写真は内輪から流出している。情報管理は大丈夫なのか」と語った。
国会会期末(21日)を前にして、衆院解散の可能性が取り沙汰されているが、一連の写真流出はどう影響しそうか。
政治ジャーナリストの安積明子氏は「公邸のセキュリティー情報が漏れる危険があり、情報管理の甘さは明らかだ。親族が大人数で集まり写真撮影を許せば、コントロールは利かなくなる。初期対応が不十分な印象も拭えない。ただ、岸田首相は翔太郎氏を更迭した時点で、解散を決断したかにみえる。今回の報道は政権に不安感を与えても、解散をやめるほどの決定打ではない。会期末解散は引き続き、あり得る」と語った。