東京・銀座の高級腕時計店で起きた強盗事件で、東京地検は7日、警視庁に逮捕されたいずれも横浜市在住の16~19歳の男性4人を強盗などの非行内容で東京家裁に送致した。
4人は、無職の19歳2人▽高校3年(18)▽無職の少年(16)。19歳と18歳の3人は「特定少年」となる。家裁は今後、少年審判を開いて処分を検討する。2022年4月に施行された改正少年法は、特定少年について原則検察官送致(逆送)となる事件を拡大。強盗罪は従来対象外だったが新たに加えられた。
4人は、5月8日夕に銀座の高級時計店「クォーク銀座888店」に押し入り、男性店員に刃物を突きつけ「伏せろ、殺すぞ」などと脅迫。バールのようなものでショーケースをたたき割って腕時計など74点(販売価格約3億856万円相当)を奪ったなどとして逮捕された。
警視庁によると、4人はいずれも容疑を否認するか黙秘していた。奪われた腕時計などは逃走に使われたとみられるワゴン車の中や、4人が逃げ込んだとされるマンション近くで袋に詰められた状態で見つかり、全て回収された。【井口慎太郎】