学校給食の“牛肉”業者選定をめぐる談合事件 元町議が起訴内容認める 徳島・藍住町

徳島県藍住町の学校給食の業者選定を巡った談合事件で、町議会の元副議長の裁判が始まり、元副議長は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、徳島県・藍住町の元町議会議員で副議長だった平石賢治被告(46)は、元副町長の奥田浩志被告(65)と共謀し学校給食で使う牛肉の納入業者を選ぶ際に、食肉販売会社の社長に他の業者の見積もり額を漏らしより低い金額で受注させたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われています。 7日、徳島地裁で開かれた初公判で、平石被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。平石被告は大麻密売グループに警察の捜査情報を漏らし現金を受け取ったとして加重収賄の罪などでも起訴されています。