USB紛失で2950万円請求=尼崎市、委託業者に―兵庫

兵庫県尼崎市で昨年、全市民約46万人分の個人情報入りUSBメモリーが一時紛失した問題で、市は9日、委託業者「BIPROGY」(ビプロジー、旧日本ユニシス)に約2950万円の損害賠償を求めたと発表した。
約2950万円の内訳は、データ解析や外部有識者への報酬、市職員の時間外勤務手当など。ビプロジー社には30日以内に支払うよう求めており、支払いがなければ訴訟手続きも検討する。
USBは昨年6月、市が臨時特別給付金の支給事務を委託したビプロジー社の再々委託先の社員が酒に酔い紛失。数日後に大阪府吹田市内で見つかった。
[時事通信社]