アルツハイマー病研究の第一人者、東大名誉教授の井原康夫氏死去…78歳

アルツハイマー病研究の第一人者で、東大名誉教授の井原康夫(いはら・やすお)さんが10日、病気のため死去した。78歳だった。告別式は13日午前10時45分、横浜市青葉区美しが丘2の21の4公益社会館たまプラーザ。喪主は妻、啓子さん。
アルツハイマー病患者の脳内に蓄積し、病気の原因の一つと考えられているたんぱく質「タウ」を発見した。別のたんぱく質「アミロイド β (ベータ)」が脳内でできる仕組みの一端も明らかにするなど、診断や治療法の開発に貢献した。