逮捕者も相次ぐ静岡の教職員、再発防止策を講じても不祥事続く…県教育長が謝罪

静岡県内で教職員による不祥事が相次いでいることを受け、県教育委員会の池上重弘教育長は16日、静岡県庁で記者会見し、「県民の信頼を大きく損ねていることを心からおわびする」と謝罪した。昨年度から続いている教職員の不祥事に関して、池上教育長が記者会見を開くのは、昨年4月の就任以降初めて。
静岡県内では、2022年度に未成年者へのみだらな行為や盗撮などの疑いで教諭が相次いで逮捕された。職員を含む逮捕者は10人を超え、県教委の懲戒処分は14件に上った。今年度もセクハラ行為などで4件の懲戒処分が出されている。
池上教育長は、再発防止策を講じても不祥事が続く現状について、「(各教職員が)自分事として捉えきれていない。不祥事根絶に向け、強いリーダーシップで臨む」と語った。自らの責任については、「至らないところがあった。もう少し現場に出向いて思いを伝えておくべきだったという反省がある」と述べた。
県教委は今後、体罰や不適切な言動を防ぐための新たな手引を作り、学校の垣根を越えた研修を実施する予定という。