速報 トラック運転手の死因、外傷性ショックと判明…都市間バスと衝突して5人死亡、会社に続き自宅も家宅捜索 北海道八雲町

18日、北海道南部の八雲町の国道で、都市間バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故…トラックの運転手の死因は、外傷性ショックだったことが明らかになりました。
18日正午ごろ、八雲町野田生の国道5号線で、札幌⇒函館の都市間高速バスと養豚を運んでいたトラックが正面衝突しました。
この事故で、バスの乗客3人と運転手、それにトラックの運転手の合わせて5人が死亡、他にバスの乗客12人も重軽傷を負いました。
これまでの警察の調べで、付近を走行していた車のドライブレコーダーの映像などから、トラックが反対車線にはみ出し、ブレーキ痕がなかったことがわかっています。
そして、20日午後、トラックの運転手の梶谷誠さん65歳の遺体を司法解剖した結果、死因は、全身の強く打ったことによる外傷性ショックだったことが判明しました。
警察は、20日、過失運転致死の疑いで、トラックを所有する養豚会社「日本クリーンファーム」の八雲町にある道南事業所に続き、森町にある梶谷さんの自宅も、家宅捜索しました。
19日午後、取材に応じた「日本クリーンファーム」の吉原洋明社長は「大変ご迷惑をおかけして、申し訳ない。死亡したトラック運転手の直近3か月の勤務状況を確認すると、長時間や過重労働にあたるような労働時間にはなっていない」と説明しています。 した。
この事故で、亡くなった方は、下記の5人です。
<バスの乗客> ・函館市旭町の函館市職員、若崎友哉(わかさき・ゆうや)さん 33歳男性 ・鹿部町本別のパート従業員、高清水忍(たかしみず・しのぶ)さん 57歳女性 ・札幌市清田区平岡公園東の英会話講師、高橋裕美(たかはし・ひろみ)さん 55歳女性
<バスの運転手> ・札幌市清田区北野の会社員、興膳孝幸(こうぜん・たかゆき)さん 64歳男性
<トラックの運転手> ・森町港町の会社員、梶谷誠(かじや・まこと)さん 65歳男性